沈まぬ太陽（5（会長室篇・下））レビュー
川村明宏のジニアススタディー任天堂ＤＳ「右脳を鍛える」で有名な能力開発の博士がグングン成績がアップする全く新しい勉強術を初公開！！ 勉強・学習効果が今までの１６倍も上がってしまう方法とは・・・！？
沈まぬ太陽（5（会長室篇・下））
沈まぬ太陽（5（会長室篇・下））を購入された方のレビューです。いよいよ最終巻。NALがどうなっていくのか目が離せません。
５巻を読破し、やっとこの小説で作者が描きたかった事を理解出来たような気がします。
日航再建問題が騒がれる今、オススメの作品です。
今秋映画化されるので、読んでみたくなって購入。
全５巻と長編ですが、アっという間に読んでしまいました。
通勤時間を利用して全５巻を３週間で読みました。アフリカ篇上下・御巣鷹山篇・会長室篇上下と全篇４００ページを超える大作です。某航空会社の大事故前後を綿密な取材を基に小説という形に昇華させています。単なるドキュメンタリーではなく、主人公の良心・勇気・無力感・絶望といったメンタルな部分が克明に描写されています。同じサラリーマンの自分と照らし合わせながら、考えさせられることが多かったです。あと一歩で政治家と企業の癒着という巨大な闇を切り裂くことができるというところで小説を終わらせるところが絶妙です。最後には、いつかサバンナで沈まぬ太陽を見てみたいと思わせてくれます。それは良心と勇気を持った人間にしか見ることのできない黄金の矢なのかも知れませんね。