オレンジのココロレビュー
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オレンジのココロ
オレンジのココロを購入された方のレビューです。こちらシリーズ２作目ですが私は１作目が一番好みです。
異様に分厚い文庫本。
作者が知識をひけらかしたいという理由ではないと信じたいですが、ここまで細かく説明ばかりが続くとちょっと…
専門学校内の専門的な内容の説明は正直いらないなぁ〜。
説明だけに何ページ裂いてるんだろうって感じ。
BL小説に、果たしてここまでの詳細で専門的な情報を求めてる人っているんだろうか。
専門用語の説明文よりも、もっと攻の先生のバックグラウンドを明かして欲しかったです。
相馬くんがイイ子で良かった。
次作の大人編が気になるので買ってみようと思います
信号シリーズ２作目ですね。
１作目同様のアート系専門学校での話になります。
攻・講師 受・生徒 です。
受けの相馬がメインでお話が進みます。
相馬の家庭環境が特殊なのですが、そこから相馬の性格形成が見えてきて、キャラターへの愛着がわいてきます。
相馬の将来について栢野と対立したり、また相馬自身に起こる事件に栢野が手を差し伸べるが…といったストーリーです。
栢野に途中まであまり個性がなかったのですが、（講師×生徒といった点以外）後半腹黒属性が出てきて楽しかったです。悪だくみ（？）をする大人はイイ！
シリーズ３作目とのつながりが強いのでぜひ３作目を読んでいただきたいです。２作つづけて描かれる相馬の一家が愛しいんですよ！
個人的に「萌」はあまりなかったかな。もうちょっと講師と生徒の関係を破る葛藤が見たかったです。（それどころじゃない事件が起こるのでしょうがないですが…）
いつもの様に（？）分厚く、読み応えのある１冊で、おもしろかったです。
あと、初めてがかわいかったです。
とても良いお話でした。この作者さんは安心して読めるのでおすすめです。